劣化が激しい奈良市の店舗用テントクリーニング 応急処置のSOS
「ボロボロでレースみたいになったテントもクリーニング出来る?」
問い合わせを頂いたのは奈良市内でお好み焼き店を営む ”はいからさん” 。
30年近く営業されてきたのですが、まぁあと数年出来れば…というお考えの様です。
その為、新たにテント張り直しにコストをかける事は、う~ん…とお悩みでした。
傷みの激しいテントだけど、なんとか維持したい
「レースみたいに..」とは?と尋ねたところ、テントの下から見上げてみると無数の小さな綻びから日光が..という事で、施工史上最も生地の傷み消耗の激しい案件となりました。
お店のテントをクリーニングするにも、コーティングするにも、それなりに表面に圧がかかりますし、それすら耐えられない様であればその場で破れます。
話だけじゃ状態わかんないんで、現地に伺って試してみましょう…というのが、今回のお話です。
結果、通常であればこの様な状態の場合はお断りした上で、交換をオススメするのですが、”数年”というのがポイントですね。
実際テント生地は劣化と摩耗で薄くなっていて、慎重に洗浄を進めましたが、元々開いてた穴が若干広がったり、ボロボロになっているロゴの一部が剥がれたりしました。
まぁ放置しておけば遅かれ早かれもっと酷い状態になるのですが..。
破れた箇所は内面からテント生地を貼って補修、Wコーティングを施しました。
ビフォーと比較すると色味が落ち着いたでしょ?
実際表面を触ってみると分かりますが、施工前はザラザラで、まるで障子紙のように指先でつつけば簡単に穴があけられる程でしたが、画像では見えない凹凸をコーティングで補強した結果、ツルツルになりました。
元々の状態が薄いので油断はなりませんが、ひとまず応急処置としてあと数年間、このテントには頑張ってもらいましょう。
奈良市のお好み焼き屋 はいからさん
所在地:奈良県奈良市神功5丁目2−2
電話:0742-71-0148
繊細な作業だったのでヘトヘトになりましたが、完了すると空腹感に襲われました。
せっかくですので、こちらで広島風お好み焼き+焼きそばモダンを頂きました。
ボリュームたっぷり、大阪バージョンと違ってキャベツがいっぱいヘルシーな一品で満腹満足致しました。