門真市の前テナントの古い店舗テントを活用! クリーニングで賢く開業
今回のテントクリーニング記事は、門真市上島町にある「アルテリカ 」さんからのレポートとなります。
京阪電車の萱島駅から徒歩約5分、前は恐らくカラオケ喫茶をなさっていたと思われる店舗テントのクリーニングおよびコーティングで劣化・汚れから復活させるミッションです。
実はこの「アルテリカ」さん、店舗内でも開業準備で忙しくなさっておられます。
こちらはどんなお店かというと、ジャズを中心としたミュージックバーとのこと、素敵です!
記事の最後には、いつもの様に店舗情報を掲載しておりますので、ご興味ある方は是非ご覧くださいませ。
さてさて、こちらの店舗用テント、かなり年季が入っており、汚れ具合は冒頭でご覧の通りかなりのもの。
日光に晒され退色したテント表面に、埃やチリのほか建物自体の劣化したコーキング等が雨などでテントへ流れ、着色されてしまっているケースです。
汚れであれば問題はないのですが、生地が染まってしまっている場合、完全除去は困難となります。
それでもお店を開業・改装などされる際、以前のテナントの資材を活用する事は初期投資を抑える上で非常に効果的です。
特に店舗用のテントに関しては、新設・張替えなどを行うと思いの他コストがかかってしまうので要注意!
という事で、今回のミッションは、店舗用テントの復活クリーニング(もちろんWコーティング含む)です。
その前に、ロゴステッカーも一緒に剥がしてもらいたいとのご相談を頂きました。
まずこの”カラオケ”を剥がしていかないと!ですね。
なかなか剝がれにくくなっておりましたが、タダでさえ劣化が進んでいるテントにダメージの無いよう、慎重かつ丁寧に除去完了!
でも剥がした跡が汚いですね~。
何か絆創膏にホコリがついた跡みたい、ですがそんな簡単に取れませんので、これも丁寧に除去するとこんな感じに。
オケ?
これでようやくスタートラインです。
あとはいつも通り淡々と、ビフォーアフターの画像を見比べて頂きましょう!
作業前からロゴステッカー剥がし、洗浄を行った状態です。
特にテント下辺部ヘリをご覧頂くと、こびり付いた汚れが除去されキレイになっている事がお分かり頂けるかと。。。
いずれも洗浄後のテントですが、左側の画像ではテント右半分のみWコーティングしております。
分かりにくいかも知れませんが、手前と奥でツヤが違うんです(実際テント表面の光沢だけでなく風合いや耐久性も変わります)。
そして右側画像が作業完了後となります。
テントクリーニングの問い合わせで最も多い質問の一つ「ウチのテント、キレイになりますかね?」
お気持ちは分かりますが、回答には慎重になります。
もちろん汚れならキレイになりますよ。
でも今回の様に日差しによる色褪せが激しければ激しい程、ステッカー跡との差は開いてしまいます。
和室にタンス等の家具を置いて、退去する際、そこだけ焼けてない青い畳がクッキリ!みたいな感じですよ。
時の流れを戻す事は誰にも出来ませんからね。
それでもコーティング前と比べるとテントそのものの色味も深さが戻ります(光の加減で見え方も変わりますが…)。
それより何より大事なのは実用面です!
ここから数年間は、雨や日差しからのダメージから守ってくれます。
雨水の流れも以前より良くなります。
これはテントの劣化具合が軽ければ軽い程、より良い状態に戻す事が可能ですので、テントを良い状態で長く使い続けたい方は、3年毎のコーティングをおすすめ致します。
店舗用テントは張替えたとて、そこから劣化は同じ様に進みますので、コーティングを続ければ続ける程、両者の維持費の差は開いていくという結果となります。
現在お店のテントのメンテナンスを検討中の方は、この点についても是非比較しながらお考え下さい。
話は変わりますが、作業中、お店の中からはピアノの音色が常に流れていました。
始めは有線か何かかな?と思っていたのですが、お店のオーナーさんが弾いていらっしゃいました。
たまたま耳に入って来たのがベットミドラーの”ROSE”でした!
炎天下でしたが半ばうっとりしながら、いつもと違った作業となりました。
musicbar ArteRIKAさんのお店情報
住所:門真市上島町23-17トータルピア萱島1F
京阪本線 萱島駅より徒歩5分
電話:080-3152-6444
開業予定:8月予定が少し遅れているそうです。
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