コロナ(COVID-19)リスク拡大 気配遠く マスク購入に列
中国武漢市に端を発したと考えられるコロナウイルスは、その後全世界に深刻な影響を及ぼしています。
日本国内においては、コロナウイルス感染が確認された2月4日横浜港に寄港した大型豪華客船のダイヤモンド・プリンセス号の隔離措置に始まり、厚生労働省の発表によると現在(3月21日時点)で本船内を除く国内の感染者数が1,018名となっております。
3月27日現時点での感染者数 → 1,524名(クルーズ船を除く)
検査対象者枠を限定する日本の対応については、当初マスコミをはじめ猛烈な避難にさらされていたものの、その後の感染者数の推移が緩やかである点、医療崩壊等にも配慮した点など見直す声も上がっています。
反対に広範域に渡りPCR検査を実施したイタリアおよび韓国では感染者数の急増などの問題が表面化したりと、いずれも未知のウイルスへの対応に苦慮している様子が伺えますね。
ここ大阪でも、風評被害で買い占めパニックに陥り一時姿を消したトイレットペーパーなどの購入は可能になりましたが、マスクに関しては依然ドラッグストアなどで開店前から列をなす状況が続いております。
追記:東京で40名、全国で123名の新たなコロナウイルス感染者の確認
3月27日、東京にはじまり全国で発見された新型コロナウイルス感染者が、1日当たり最も多い感染者数を記録したことを厚生労働省が発表しました。
これを受け、隣県を含む自治体はさらに不要不急の外出を自粛するよう要請を強化しております。
コロナの収束と同時に、国民の生活、国内外の経済活動への悪影響が本当に懸念されます。
大阪、名古屋でもコロナ感染症被害直撃の外食、イベント、観光業界
3月、4月は卒業、入学、入社等の歓送迎会やお花見など、巷の消費活動がピークに達するシーズン=かき入れ時となるはずが、
“コロナウイルスへの感染警戒”
“不要不急の外出控え”
など自粛ムードの影響で、キャンセルが相次ぎ倒産危機に晒されています。
- 名古屋市内のスポーツジムでクラスター感染の高齢男性1名が死亡(2/15~3/11) → 終息へ
- 大阪、京橋のライブハウスArcほか4か所で最大規模、83名の集団感染(2/15~2/21) → 収束
- 愛知県蒲郡市のコロナばらまく男性が飲食店を利用(3/4) → 死亡(3/18)
不特定多数の人間が集うスペースには、どうしても接触による感染リスクが伴うものの、蒲郡市のように中には非常に悪質なケースもあるため、何らかの自衛策や取り組みの必要性を感じるお店側の心理も高まりつつあります。
この様な状況下ではあるものの、未知のウイルスにただ手をこまねいているだけの悪いニュースだけではありません。
そんなお店を負けずに盛り上げていこうという動きもあるので、是非のぞいてみて下さい。
出典:Motion Gallery クラウドファンディング・プラットフォーム
このプロジェクトの締め切りは3月いっぱいですが、フェーズ1とあるので、どんどんこの様な輪が広がっていけば良いと願うばかりです。